2021年夏に開催された東京2020オリンピック競技選手のスポンサーである外資系企業向けに、一夜限りの「Sushi Night」を企画・提供しました。熟成魚とともに、ベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーの参加者にも喜ばれる野菜ネタも使い、お客様の目の前でGreen Diningのシェフが握りました。
優れたチームワークと寿司の豆知識、詳しいメニュー説明でおもてなし
約1ヶ月に渡る大会準備から閉会までの期間中、コロナ禍で自粛中のため自由にレストラン等へ行けない海外からのゲストに、少しでも日本を楽しんでもらおうと企画・提案したテーマ・ナイトの第一弾が「Sushi Night」。
当日の料理提供は、国内の上場企業の役員や諸外国から来日した要人対応経験のあるGreen Diningのシェフと、一流のサービス提供に慣れたサービスチームが担当しました。会場では、寿司に関する豆知識やこの日の特別メニューの詳しい説明を、デジタルサイネージやポップに英語で表示し、持ち帰れるようチラシも用意しました。また、数日前から専用のWebサイトで公開することで、より興味を持ってこの日を楽しみにしてもらえるよう工夫しました。
魚本来の深い旨味、熟成魚
この日の特別企画として、寿司ネタは新鮮な魚介類のほかに熟成魚を加えました。『津本式』という技術により、低温で寝かせて水分を飛ばして旨味を増した熟成魚を、はじめて体験した海外のゲストも大変喜ばれていました。
今回はGreen Diningのシェフの一人で、数少ない『津本式』の習得者でもある寿司職人が加わり、熟成魚に興味を持ってくれた方と直接会話をすることもできました。
彩り豊かな野菜寿司
もうひとつの特別企画は、特に海外からのゲストに多い、ベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーのお客様でも楽しめる野菜寿司の提供です。ネタは、野菜そのものの持つ美味しさを大切にして、食べやすく見た目も彩り豊かに準備しました。また、完全なベジタリアンではないけれど 「持続可能な世の中にするために出来ることから取り組みたい」「この日はベジタリアン食にします」とSDGsや環境への配慮を口にする参加者のためにも野菜寿司を用意しました。
選べる醤油
通常の醤油には小麦が入っているものがあります。通常の醤油とグルテンフリー醤油の2種類を提供して、お好みで選べるようにしました。
握りたての寿司提供
手際良く握る寿司シェフの手元を、立ち止まって見て行く人や動画に収める人などがいたり、和やかな雰囲気の中で握りたての寿司をゆっくりと堪能してもらうことができました。
この日のメニュー
前菜プレート
- 冷奴
- きゅうりと梅干しのたたき
- たこ焼き
メインプレート
- 熟成魚真鯛
- 熟成魚平目
- 本マグロ中トロ
- サーモン
- 帆立
- えび
- 細巻き:かんぴょう
- 太巻き:卵焼き、サーモン、かんぴょう
野菜寿司
- 茄子
- ほうれん草
- トマト
- とうもろこし
- 細巻き:かんぴょう
- 太巻き:茄子、ほうれん草、トマト、かんぴょう
汁物
- 味噌汁
<ベジタリアン食が直接/間接的に貢献できるSDGs項目>
- 「目標14:海の豊かさを守ろう」
- 「目標15:陸の豊かさも守ろう」
- 「目標1:貧困をなくそう」
- 「目標2:飢餓をゼロに」
- 「目標3:すべての人に健康と福祉を」
- 「目標6:安全な水とトイレを世界中に」
- 「目標8:働きがいも経済成長も」
- 「目標13:気候変動に具体的な対策を」