7月末、六本木の眺めの良いオフィスにて、大手外資系ソフトウェアメーカー様主催のランチイベントが開催されました。参加者は、お客様企業のトップエグゼクティブと海外からのマネジメントのスピーカーの方です。
今回のイベントのテーマは「おもてなし」。大切なお客様との関係強化のために用意された特別な時間と空間です。
これまでは、セミナーの後、場所を移動して懇親会をすることが多かったようですが、「ディスカッションの空気感を損なわず、速やかに社内の会議室に移動するだけで、穏やかに懇親できる場を作りたい」と主催者様からご要望がありました。
そこで用意したのが高級食材を組み合わせた品ある和の料理空間。海外からの方もいらっしゃるため、日本の割烹料理を楽しんでいただく場としました。
料理は、長年板前として和食に携わっているシェフが担当。長年の経験から培った、旬を感じる食材の組み合わせがユニークです。一つ一つの料理にしっかりと丁寧に向き合っていることが感じられます。
事前に「乳製品アレルギーの方がいらっしゃる」とお伺いしていたため、一切乳製品を使用しないラクトースフリーの料理にしました。
通常は、牛乳や生クリームを使用して味の濃厚さを出すムースを、今回は豆乳で代用したトウモロコシのムースに。お客様からは「とてもコクがあり、豆乳だけとは思えない美味しさです」とお褒めのお声があがりました。
また、なんと、今年初物の松茸も登場。築地から仕入れたという貴重な初物食材で、風呂吹き大根を器仕立てに仕上げた茶碗蒸しをご提供。
さらに、メインは目の前で仕上げるローストビーフのすき焼き仕立て。
大きな塊のお肉を切り分け、甘辛いタレで焼き、メレンゲ状にした卵のソースをかけて一人一人にお出しするスペシャルな一皿です。
(中央:シェフが塊肉を切り分けて甘辛ダレに絡めているところ)
召し上がった方々から「これは、すごい!」「お肉が柔らかくて美味しい」など、と、最後まで料理を堪能いただきながら、参加者同士は活発なビジネスネットワーキングを楽しんでいる様子でした。
〈本日のメニュー〉
- 目の前で仕上げるローストビーフと蒸し野菜のすき焼き
- お箸で食べるおにぎり2品目
- 季節の前菜盛り合わせ(鴨のスモーク、煮卵キャビア、季節の寄せ物、八幡巻き)
- 氷温熟成した白身魚のカルパッチョ 岩塩とトリュフオイルで
- トウモロコシの豆乳ムース
- 焼き物八寸(焼き魚、お肉、箸休め)
- 大根の茶碗蒸し
- デザート(水ようかん、栗甘露煮)