5月末、三井不動産様グループが運営する東京ミッドタウン日比谷「BASE Q」にて、株式会社フィラメント様主催の「QUM Conference」が開催されました。ガラス張りの広いスペースには、新規事業開発に携わるエネルギー高い約250名の参加者が勢ぞろい。Green Diningも朝から夜まで、参加者向けに、コミュニケーションが促進される食空間のお手伝いをさせていただきました。
ランチ
まず、お昼は丸いわっぱのランチパックをご提供。三浦野菜の農家から直接仕入れた旬の野菜を使い、「ヘルシーで」「美味しく」「見た目も綺麗!」と三拍子そろったランチです。男性が多めの参加者にも満足していただけるよう、和テイストで甘辛のつくねや鯖の塩焼きも取り入れ、Green Dining特製パックにしました。
また、全参加者の前で、弊社代表が運営者と共にランチパックの内容を食レポしながら、弊社サービス概要を説明する、というピッチの場面もありました。司会者との掛け合いの中で、「なんか、あまり見かけないこの黄色っぽい野菜が気になるのですが、これは何でしょうか?」と聞かれた食材は、コリンキーという生で食べられるかぼちゃでした。コリンキーは、日本のかぼちゃとオーストラリアのかぼちゃを掛け合わせてできた初夏の野菜で、特徴は、生で食べられる点と、栄養価満点の野菜!という点なのです。通常のかぼちゃよりも食物繊維と水分を多く含むので腸内に溜まった老廃物を除去するデトックス効果があり、βカロテンが豊富に含まれています。そして、ありそうであまりない特製きんぴらごぼうのトマト和えは、甘辛いきんぴらと酸味のあるトマトの組み合わせが絶妙です。お出汁で煮たひじきの卵焼きも、ホッとする味わいを楽しんでもらいたいというシェフの工夫の一品です。
夜の懇親会
そして、夜の部は、お昼の和のメニューから一転して、フィンガーフード多めの華やかで食べやすい料理をご用意。熱心にセミナーを聞く参加者の会場後部で、あっという間に華やかな料理空間が作られていきます。
セミナーが終了すると、参加者が懇親会会場に移って来て、料理空間を見た途端に「うわっ、綺麗〜!」「美味しそう〜!!」という興奮の声があちらこちらから聞こえました。
人気の塩麹ローストビーフやミニフィレオフィッシュは、見ても食べても美味しい一品。「これまで参加して来たイベントでは見たことがなかったお料理ですね。」「見た目も味も違いますね!美味しい!」と、嬉しい声と笑顔が広がっていました。
この空間には、参加者を楽しませる工夫が他にもありました。このシーズンに1ヶ月の間だけしか食べられないさや付きヤングコーンの提供です。まさに旬の食材。ヤングコーンは、美味しいトウモロコシを育てる中で、間引きしたもので、トウモロコシの赤ちゃんなのです。
「さや付きを初めて見た」という参加者が多く、最初は遠巻きだった人も、ヒゲまで食べられるこの茹でヤングコーンを一度食べてみると「うわ、甘い!」「ヒゲまで甘い!」「食べ始めると止まりませんね!」と。やがてヤングコーンの周りには人が集まり始め、それがきっかけでコミュニケーションや繋がりが生まれている様子が見受けられました。このような大きな会では、知らない人が殆どですが、知らない人と話すのがあまり得意ではない人も、ヤングコーンのさやを剥きながらなら間が持ち、気の利いたおしゃべりをしなくても、自然に交流ができてしまうのです。
大盛況に終わったこのQUM Conference、今後もまたこのコミュニティを発展させていくとのこと。楽しみですね!
この日のメニュー
わっぱのランチパック
- 野菜の揚げ出し(トマト、コリンキー、ズッキーニ、スナップエンドウ)
- 脂たっぷり、香ばし炙りサバ
- ご飯に合う甘辛タレの鶏つくねと甘みの強い焼き太ネギ
- 小松菜のお浸しと生姜をのせたさっぱり仕上げの雑穀米
- 甘辛キンピラごぼうのトマト和え
- お出汁煮ひじきの卵焼き
懇親会の料理
- スパニッシュオムレツ
- チキンと野菜のピンチョス
- べにくるり大根とロマネスコのピクルス
- ローストビーフと人参ラペ
- ミニフィレオフィッシュ
- 三浦野菜と厚切りベーコンのオーブン焼き
- フルーツとカップケーキ
- さや付き茹でヤングコーン