CASES 事例紹介

世界のノーマン・ハーディー氏 と過ごす一夜限りのワイン会

過日、弊社グラアティア株式会社主催で、「カナダの天才醸造家」と呼ばれている「ノーマン・ハーディ氏」をお迎えした特別なカナダワイン会を開催しました。

ノーマン・ハーディといえば、世界的にも有名なカナダのワイナリーオーナー。英国チャールズ皇太子ご夫妻や各国の著名人も彼のワイナリーをご訪問されています。彼のワインは、2004年に初ヴィンテージを出荷するとすぐにカナダ国内外で高い評価を得るようになり、2010年ヴィンテージが、イギリスのワイン専門誌「The World of Fine Wine」により、カリフォルニア等のそうそうたる造り手達を抑えて「北米大陸No.1のシャルドネ」に選ばれていることでも知られています。今回のワイン会は、彼の来日に伴い開催しました。

ウェルカムドリンクでスタートしたこのワイン会、ノーマン自らが、カナダの土壌について、彼自身の「ワイン造りの人生」について、そして、彼自らがワインについて、説明を行いながら、選りすぐりのカナダワインをお楽しみ頂くまたとない機会となりました。

「ワインに対する情熱のあまり、ワインの造り方を学ぶため、アメリカオレゴン、南アフリカ、フランスブルゴーニュで、それぞれの収穫期を交互に行き来し、ついには、プリンス・エドワード・カウンティの2箇所に合計90エイカーのブドウ畑を購入し、2004年にワイナリーを建設した」というノーマン。言葉を選びながら、静かに話す会話の隅々に、彼のワインを造る想いや情熱が感じられます。

 

 そして、世界のノーマンでありながら、驚くほど気さくなお人柄に驚かされます。「Stupidな質問なんて本当に何もないから何でも聞いて下さい」とのお言葉を受けて、参加者からは本当にたくさんの質問が次々と。その質問にも丁寧に回答するばかりか「私はワイン造りを30年もやっているけれど、今だに学ぶことがたくさんあって、この先の道のりもまだまだ長い」と謙虚なお言葉も。

このカナダワインにあわせて、今回料理を担当したのは弊社Green Diningサービスより若山シェフ。ミシュランレストランの懐石レストランで修行を積んできたシェフです。今回の目玉料理として、月間40頭しか出荷されておらず、過去に全国の和牛品評会で2連覇の「幻の和牛」と言われている「尾崎牛のタタキ、サマートリュフのせ」が登場しました。さらに、熟成クエやヒラメ昆布締め、マグロのお寿司を現地で握り、お出しするというライブサービスも。ノーマンのストーリーを聴きながらのカナダワインと和食のマリアージュに酔い知れる一夜となりました。

参加者のお声:

「グラアティアさんのイベントに初めて参加しました。もう生きていて良かった!という感じです」

「誠実さと真面目さとお人柄がにじみ出た素晴らしい味わいのワインでした。大切な方を招いたパーティーには彼のワインを出したいと思いました」

「今日のお料理とのマッチングがとても良かった!」

「直接気さくにお話しできたことが本当に嬉しかったです」

「ノーマンのワインがスッキリ味わい深く本当に美味しかった。味が変わっていくのも印象的でした。いつも素晴らしいイベントを Thanks million!」

〈本日のメニュー〉

  • ムール貝の香草焼き (Mussels roasted with fresh herbs)
  • 旬の味覚 〜甘味トウモロコシのムース〜 (Sweetcorn mousse)
  • 殻付きホタテのウニ焼き (Fresh scallops seared with sea urchin)
  • 青柚子香る 〜鶏の幽庵焼き〜 (‘Yuan’ grilled chicken flavored with yuzu citrus)
  • 寿司3種(マグロ、ヒラメ昆布締め、熟成クエ) (3 pieces of Sushi (tuna, konbu marinated halibut, aged sea bass))
  • サーモンと旬野菜の和風サラダ (Salmon and seasonal vegetable salad, served with Japanese dressing)
  • うずら卵黄の味噌漬けクリームチーズ (Cream cheese dipped in quail egg yolk)
  • 幻の和牛 〜尾崎牛のタタキ サマートリュフのせ〜 (Ozaki beef tataki, topped with summer truffles)
  • カナダポークのロースト 〜カナダ産メープルシロップを使用した特製ソース〜 (Roast Canadian pork in maple syrup based sauce)