CASES 事例紹介

ビルまるごと!食のチカラで交流をお手伝い

2018年10月、東京建物様主催の「ワーカーズフェス2018」が中野セントラルパーク カンファレンスにて開催されました。

「ワーカーズフェス2018」は中野セントラルパークで働く全ての人たちへの年に一度の感謝祭イベントです。テナント企業の従業員だけでなく、ビルの管理に携わる人々も含む、このビルの全てのワーカーのための交流イベントという、ありそうでなかった素敵な企画で、仕事帰りに気軽に楽しめ、リフレッシュできるお祭りです。

簡単に参加できて、同じビルに居ながらもここで初めて出会う人と気軽に交流できるよう、料理を使ったゲームを企画し、提供しました。

 

チーム構成は、たまたまテーブルに居合わせた、相手がどんな仕事をしているかも知らない者同士、接点は同じビルに毎日出勤していていること。「初めまして」と自己紹介タイムの後に、ゲームは早速スタートです。

会場中央にずらりと並べられた、シェフが用意した朝採り野菜やハロウィンにちなんだ食材を使って、制限時間内に、チームでオリジナル・サラダプレートを完成させるゲーム。メンバー全員でリーダー、デザイン、食材調達、タイムキーパーなどの役割を分担して、チームワークとクリエイティビティが発揮されます。最初は遠慮がちにお互い敬語だったメンバーも、いつの間にか打ち解けて笑顔に、そしてだんだん声も大きくなり本気モードになってくるところがこのゲームのマジック。

「それいいアイディアですね!」「ここどうしようかなー?」など、自然に会話が生まれ、初対面の距離感が、同じゴールを一緒に目指すチームメイトとして、一気に距離感が縮まっていく様子が伺えます。

制限時間が終わると、今度は発表と投票の時間です。同じ食材を使っているにもかかわらず、デザインも形も全く異なる作品が並びます。「へー、この材料をこんな風に使って面白い!」という新たな発見もあり、他のチームの作品を見るのも楽しいひととき。これらを囲んで「自分のチームが一番良いな!」「このチームの、そのアイディア良いね!」「この発想すごい!」など、ワイワイしながらの振り返りタイムには、もうすっかり打ち解けて、メンバー間には「うちのチーム」への誇りすら感じられる一体感。

ゲームが終ると、チームで自分たちの作品をいただきます。残したら勿体ないという気持ちで、他の料理と共に最後まで美味しく食べていただけたら、もう明日からは廊下やエレベーターでの再会が楽しみになる仲間。食のチカラがなす技でしょうか。